2020年08月28日

今週の注目感染症 第33・34週 (2020年8月10日~2020年8月23日)

- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、8 月27 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は114 名となっています。
引き続き県民の皆様にはマスクの着用やこまめな換気と手洗いを心がけ、『①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3 密回避!』の実践をお願いします。
ここ数週間は厳しい暑さが続き、マスク着用により熱中症のリスクが高くなっています。
屋外で人と十分な距離を確保できる場合はマスクを外し、熱中症予防を心がけましょう。
なお、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある場合は「帰国者・接触者相談センター(089-909-3483)」に連絡してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。

『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら


発生動向の概況
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第33 週2.0 人から第34 週2.4 人に増加しました。
8 月24 日から細菌性食中毒注意報が発令されています。
調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。

 梅毒の届出が3 例ありました。
2020 年の県内の届出数は39 例となり、感染症法が施行された1999 年以降最多となった昨年と同程度のペースで増加しています。
この疾患の原因菌は梅毒トレポネーマで、大部分は性行為により感染します。
感染予防に対する正しい知識を持つとともに、早期発見のため、不安のある方は県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
また、梅毒に感染したと分かった場合は、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)にも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことも重要です。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2020年8月28日更新)