2021年02月26日
今週の注目感染症 第5・6・7週 (2021年2月1日~2021年2月21日)
- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、2 月26 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は1,061 人となり、感染者の発生が続いています。
引き続き、『マスクの着用』『3 密の回避』『手洗い・消毒』などの感染症対策を実践しましょう。
3 月7 日まで、感染拡大を防ぐための特別警戒期間となっています。
感染拡大地域への不要不急の往来や大人数・長時間の会食を自粛するなど、日々の健康管理に十分注意しましょう。
発熱等の症状がある場合、あらかじめ、かかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第5 週0.6 人、第6 週0.4 人、第7 週0.7 人でした。
この疾患は冬季に増加する傾向がありますので、感染予防のため、外出後のうがいや手洗いを励行しましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第5 週5.2 人、第6 週4.3 人、第7 週4.4 人でした。
調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。
レジオネラ症の届出が3 例ありました。
この疾患は、レジオネラ属菌に汚染された循環式浴槽水や噴水、加湿器から発生するエアロゾル(目に見えないほどの細かい水滴)、塵埃等を吸い込むことで感染し、肺炎等を引き起こすことがあります。
高齢者や免疫力が低下した人は、急激に重症化し死亡することがあるため、早期治療が重要です。
全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの初期症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2021年2月26日更新)