2021年03月26日
今週の注目感染症 第10・11週 (2021年3月8日~2021年3月21日)
- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、3 月26 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は1,232 人となりました。
ここ数日で感染者が急増しており、3 月25 日から「特別警戒期間」となっております。
より一層『マスク着用』『3 密の回避』『手洗い・消毒』などの感染症対策を実践しましょう。
特に、年度替わりの時期は、転入や往来・出張、飲食店の利用や会食の機会が多く、感染するリスクが高まりますので、感染予防の徹底をお願いします。
発熱等の症状がある場合、あらかじめ、かかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第10 週0.6 人、第11 週0.7 人と横ばいに推移しています。
感染予防のため、外出後のうがいや手洗いを励行しましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第10 週6.3 人から第11 週5.4 人と減少しました。
調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。
梅毒の届出が3 例(第9 週分含む)ありました。
2021 年の県内の届出数は18 例となり、感染症法が施行された1999 年以降最多となった2019 年(累計82 例)と同程度のペースで増加しています。
この疾患の原因菌は梅毒トレポネーマで、大部分は性行為により感染します。
感染予防に対する正しい知識を持つとともに、早期発見のため、不安のある方は県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
また、梅毒に感染したと分かった場合は、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)にも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことも重要です。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2021年3月26日更新)