2021年12月10日
今週の注目感染症
第47週・48週
(2021年11月22日~2021年12月5日)
-新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ-
愛媛県内の新型コロナウイルスの陽性者は散発的な確認にとどまり、第47、48 週に確認された陽性者は3 人でした。
県民の皆様には引き続き感染回避行動の徹底をお願いします。
学校や職場など人が集まる場所では定期的な換気を励行しましょう。
少しでも体調不良がある場合は、あらかじめかかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第47 週1.1 人、第48 週0.9 人と横ばいで推移していますが、西条保健所では増加しています。
主な症状は発熱、全身倦怠感、咽頭痛などですが、肺炎や髄膜炎、敗血症などの合併症をおこすこともあります。
冬季と春から初夏にかけて増加する傾向がありますので、うがいや手洗いを励行し感染予防に努めましょう。
手足口病の定点当たり報告数は、第47 週2.6 人、第48 週2.6 人と横ばいで推移していますが、西条保健所で多発しているほか、四国中央保健所、中予保健所で多く、今治保健所でもやや多い状況であり、引き続き県内全域で注意が必要です。
この感染症は乳幼児を中心に流行し、患者の鼻やのどの分泌物のほか、便、水疱内容物などによって感染が広がります。
感染予防のため、液体せっけんと流水での手洗いを励行するとともに、タオルやコップの共用は避けましょう。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2021年12月10日更新)