2018年05月11日

今週の注目感染症 平成30年 第16 ・17・18週(平成30年4月16日~5月6日)

インフルエンザの定点当たり報告数は、第 16 週 0.8 人、第 17 週 0.8 人、第 18 週 0.9 人と散発程度の発生となりましたが、学校等における集団発生(学級閉鎖等)の報告が第 17 週に 1 施設からありました。
迅速検査の結果は、第 18 週にウイルスの型別が判明した症例のうち A 型が 80%、B 型が 20%でした。
引き続き咳エチケットや外出後の手洗いなどを心がけ、症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第 16 週 10.6 人、第 17 週 13.5 人、第 18 週 6.9 人でした。感染予防のため、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
水痘(入院例)の届出が 2 例(第 15 週分含む)ありました。
この疾患は、小児によくみられますが、成人が発症すると重症化するリスクが高いと言われています。
予防にはワクチンの接種が有効です。
予防接種を希望される方は、お住まいの市町の予防接種担当課へお問い合わせください。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成30年5月11日更新)