2017年02月24日
今週の注目感染症 平成29年 第6・7週(2月6日~2月19日)
●インフルエンザの定点当たり報告数は、第 5 週 40.8 人から第 6 週 25.8 人に減少した後、第 7 週 27.8 人と再び増加しました。
第 4 週以降、県全体で警報レベル(基準値:定点当たり 30 人以上、継続は 10 人以上)が継続しており、地域別にみると、西条保健所、今治保健所、松山市保健所で警報レベルです。
学校等における集団発生(学級閉鎖等)の報告は、第 6 週 33 施設、第 7 週 12 施設と減少しました。
ウイルスの型別は、A 型が主流です。
流行が続いていますので、感染予防・感染拡大防止のため、咳エチケットや外出後の手洗いなどを心がけ、症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。
●感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第 6 週 8.5 人から第 7 週 9.1 人とやや増加しました。
地域別にみると、西条保健所、八幡浜保健所でやや多い状態です。引き続き、感染予防を心がけましょう。
●流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、第 6 週 1.5 人から第 7 週 2.4 人と増加しました。西条保健所で多い状態です。
感染予防には予防接種(任意接種)が有効です。
●梅毒の届出が 3 例ありました。
早期発見のため、不安のある方は、県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月23日更新)