2020年08月14日
今週の注目感染症 第31・32週 (2020年7月27日~2020年8月9日)
- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、8 月14 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は109 名となっています。
全国的に感染者の増加がみられますので、引き続き県民の皆様には咳エチケットや手洗いを心がけ、『①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3 密回避!』の実践をお願いします。
なお、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある場合は「帰国者・接触者相談センター(089-909-3483)」に連絡してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第31 週2.8 人から第32 週2.4 人に減少しました。
感染予防のため、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。
梅毒の届出が3 例(第30 週分含む)ありました。
2020 年の県内の届出数は36 例となり、感染症法が施行された1999 年以降最多となった昨年と同程度のペースで増加しています。
この疾患の原因菌は梅毒トレポネーマで、大部分は性行為により感染します。
感染予防に対する正しい知識を持つとともに、早期発見のため、不安のある方は県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
また、梅毒に感染したと分かった場合は、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)にも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことも重要です。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2020年8月14日更新)