2017年07月07日

今週の注目感染症 平成29年 第25・26週(6月19日~7月2日)

・手足口病の定点当たり報告数は、第 25 週 3.5 人から第 26 週 5.0 人と急増し、西条保健所、今治保健所、八幡浜保健所で多発しています。
西日本を中心に増加傾向で、特に、香川県、高知県で流行しています。
この疾患は、患者の鼻やのどの分泌物のほか、便、水疱内容物によって感染が広がります。
感染予防のため、手洗いを励行するとともに、タオルやコップの共用は避けましょう。

・百日咳の報告が第 26 週に 5 例ありました。
地域別にみると四国中央保健所、西条保健所、松山市保健所から報告されています。
この疾患は、百日咳菌によっておこる急性の気道感染症です。
主な症状は長期間続く咳で、感染力が強く、生後 6 ヶ月未満の乳児が感染すると重症化する場合があります。
感染予防にはワクチンの定期接種が有効で、対象者は生後 3 ヶ月から受けることができます。
詳しくは市町の予防接種担当課までお問い合わせください。
また、成人の方は感染しても症状が軽く、感染に気づかずワクチン未接種の乳児の感染源になることがあります。
咳が長引く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

・日本紅斑熱の届出が 2 例(西条保健所管内在住、宇和島保健所管内在住)ありました。東予地域では今年初めての届出となりました。
マダニの活動が活発な時期ですので、野山、畑、草むらなどに入る場合は、肌が露出しない服装(長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋等の着用)を心がけ、マダニに効果のある防虫スプレー(DEET 含有)を使用するなど、マダニに咬まれないよう十分注意しましょう。
また、マダニに咬まれた場合は、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科等)で処置してもらいましょう。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成29年7月7日更新)