2017年03月12日

今週の注目感染症 平成29年 第8・9週(2月20日~3月5日)

●インフルエンザの定点当たり報告数は、第 7 週 27.8 人から第 8 週 16.8 人、第 9 週 14.1 人に減少しました。
地域別にみると、西条保健所、今治保健所、松山市保健所では引き続き警報レベル(基準値:定点当たり 30 人以上、継続は 10 人以上)です。
学校等における集団発生(学級閉鎖等)の報告は、第 8 週 6 施設、第 9 週 4 施設と減少しました。ウイルスの型別は、A 型が主流です。
流行のピークは過ぎたと思われますが、県全体で警報レベルが継続していますので、引き続き感染予防・感染拡大防止のため、咳エチケットや外出後の手洗いなどを心がけ、症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。

●流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、第 8 週 2.5 人、第 9 週 2.3 人とやや多い状態が続いています。
地域別にみると、西条保健所で多発しています。この疾患は、ムンプスウイルスによる感染症で、飛沫・接触により感染します。
不顕性感染が 3 分の 1 程度認められ、発症後、通常は 1~2 週間で回復しますが、無菌性髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎などの合併症を引き起こすことがありますので注意しましょう。
感染予防には予防接種が有効で、1 歳以上を対象に任意で接種することができます。

●侵襲性肺炎球菌感染症の届出が 2 例(第 6 週 1 例、第 8 週 1 例)ありました。
この疾患は、主に気道の分泌物に含まれる肺炎球菌による感染症で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
感染予防には、小児及び高齢者を対象とした予防接種が有効です。
予防接種(定期)を希望される方は、お住いの市町の担当課へお問い合わせください。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月10日更新)