2022年06月24日
今週の注目感染症
第23週・24週
(2022年6月6日~2022年6月19日)
-新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ-
県内の新型コロナウイルス検査の陽性者数は、第23 週1,074 人、第24 週917 人で、松山市及び東予地域で多い状況です。
引き続きこまめな手洗いや手指消毒、人が集まる場所での定期的な換気といった基本的な感染予防対策を徹底しましょう。
発熱や咳に限らず鼻水や喉の痛み、倦怠感など、軽い風邪のような症状であっても症状のある方は必ず人との接触を避け、かかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」へ事前に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
RS ウイルス感染症の定点当たり報告数は、第23 週0.7 人から第24 週1.0 人と増加し、過去10 年の同時期では2 番目に多い状況です(最多は2021 年1.4 人)。
特に今治保健所、中予保健所で多く、松山市保健所でも散発しています。
この疾患は、2 歳以下の乳幼児を中心に流行し、発熱や鼻汁、咳など軽いかぜ様症状がみられますが、生後6 ヶ月未満の乳児が感染すると、細気管支炎や肺炎等の重篤な症状を起こすことがあります。
日常的に乳児に接する方で咳等の症状がある場合は、マスクを着用し可能な限り乳児との接触を避けましょう。
また、子どもたちが日常的に触れる手すりやおもちゃなどは、こまめにアルコール又は塩素系の消毒剤等で消毒し、液体せっけんと流水による手洗いを励行しましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第23 週6.7 人から第24 週6.6 人と横ばいで推移していますが、四国中央保健所では急増しています。
高温多湿の気象条件が続くこれからの季節は、細菌による感染性胃腸炎が増加する傾向があります。
感染予防のため、調理前や食事前など、こまめに液体せっけんと流水での手洗いを励行しましょう。
また、まな板等の調理器具は生ものとそれ以外のものを使い分け、使用後は洗浄、消毒しましょう。
調理した食品は、長時間室温で放置せず早めに食べるようにしましょう。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2022年6月24日更新)