2021年04月09日
今週の注目感染症 第12・13週 (2021年3月22日~2021年4月4日)
- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、4 月9 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は1,654 人となり、3月下旬以降の2週間余りで500 件を超えたことから、4 月8 日~21 日は「感染対策期」となりました。
県民の皆様には、現在実践していただいている感染症対策を継続していただくとともに、特に①外出や人との接触、会合の機会を減らす、②松山市との不要不急の往来を自粛する、③感染拡大地域への不要不急の出張・往来を自粛する、の3点について御協力をお願いします。
発熱等の症状がある場合、あらかじめ、かかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
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発生動向の概況
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第12週0.5人、第13週0.4人と横ばいに推移しています。
感染予防のため、外出後のうがいや手洗いを励行しましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第12 週6.2 人から第13 週5.2 人と減少しました。
調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。
梅毒の届出が4 例ありました。
2021 年の県内の届出数は23 例となり、感染症法が施行された1999 年以降最多となった2019 年(累計82 例)と同程度のペースで増加しています。
この疾患の原因菌は梅毒トレポネーマで、大部分は性行為により感染します。
感染予防に対する正しい知識を持つとともに、早期発見のため、不安のある方は県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
また、梅毒に感染したと分かった場合は、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)にも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことも重要です。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2021年4月9日更新)