2017年10月23日

今週の注目感染症 平成29年 第40・41週 (10月2日〜10月15日)

・RS ウイルス感染症の定点当たり報告数は、第 40 週 2.9 人から第 41 週 1.6 人と急減しましたが、中予保健所を除く各保健所では多い状態が続いています。
咳などの症状がある方はマスクを着用して乳幼児と接するようにしましょう。また、液体せっけんを使った手洗いを励行するなど感染予防に努めましょう。

・感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第 40 週 5.4 人から第 41 週 4.2 人と減少しました。
例年、秋から冬にかけてウイルス性胃腸炎の患者が増加傾向にありますので、感染予防のため、調理・食事の前やトイレの後は、液体せっけんと流水でしっかりと手を洗いましょう。

・手足口病の定点当たり報告数は、第 40 週 3.3 人、第 41 週 3.1 人と横ばいですが、過去 10 年の同時期と比較するとやや多い状態です。
地域別にみると八幡浜保健所で多発し、今治保健所、宇和島保健所で多くなっています。
この疾患は、患者の鼻やのどの分泌物のほか、便や水疱内容物を介して感染しますので、手洗いを励行するとともにタオルやコップの共用は避けましょう。

・レジオネラ症の届出が 2 例ありました。この疾患は、レジオネラ属菌に汚染された循環式浴槽水や噴水などのエアロゾル(目に見えないほどの細かい水滴)を吸い込むことで感染し、肺炎などを発症することがあります。
高齢者や免疫力が低下した人は、急激に重症化し死亡することがあるため、早期治療が重要です。全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの初期症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診してください。
なお、この疾患はヒトからヒトへの感染はありません。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月20日更新)