2024年02月09日

今週の注目感染症
第4・5週
(2024年1月22日~2024年2月5日)

発生動向の概況

 新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、第4週17.44人から第5週21.33人と増加し、五類感染症移行後では最多となりました。
東予地域で報告数が多い状況が続いているほか、松山市保健所で第3週13.24人から第5週25.47人と、中予保健所で第3週10.71人から第5週20.43人とそれぞれ1.9倍に急増しています。
年齢別にみると0~14歳が全体の64.0%を占めており、特に10~14歳は第3週93人から第5週276人と3.0倍に急増しています。
引き続き、定期的な換気やこまめな手洗い、人混みを避けマスクを着用するといった基本的な感染対策を徹底しましょう。

 インフルエンザの定点当たり報告数は、第4週18.13人、第5週18.75人と横ばいで推移していますが、八幡浜保健所では第4週8.29人から第5週18.14人と2.2倍に急増し、再び注意報の基準値(定点当たり10人以上)を超えました。
迅速検査の結果ではウイルス型別が判明した症例のうち、B型が占める割合が第4週18.6%から第5週33.4%と増加しています。
年齢別にみると10~19歳が第4週291人から第5週408人と1.4倍に増加しており、学校等の集団生活を通じた感染拡大が懸念されますので、咳エチケットやこまめな手洗い等の感染対策を励行しましょう。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第4週6.27人、第5週6.00人と報告数が多い状況が続いており、過去10年の同時期では最多となっています(過去10年平均:2.58人)。
地域別にみると西条保健所、中予保健所で多発しているほか、松山市保健所でも多い状況です。
感染予防のため、うがいや手洗いを励行しましょう。

 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第4週11.05人から第5週10.08人と減少しましたが、地域別にみると西条保健所で多発しているほか、八幡浜保健所でもやや多い状況です。
冬から春にかけてウイルス性の感染性胃腸炎が増加する傾向にあるため、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用し、嘔吐物等が付着した環境(床、ドアノブ、リネン類など)は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)で消毒しましょう。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2024年2月9日更新)