2016年04月22日

今週の注目感染症 平成28年・15週(4月4日~4月10日)


・インフルエンザ
インフルエンザの定点当たり報告数は、第13週19.8人から第14週12.0人と減少しましたが、引き続き、県全体で警報レベル(基準値:定点当たり30人以上、継続は10人以上)です。
全ての保健所で報告数が前週より減少し、今治保健所では警報レベルを下回りましたが、その他の保健所では依然として警報レベルとなっています。
学校等における集団発生(学級閉鎖等)はありませんでした。
迅速検査の結果は、第14週に型別が判明した症例の90%がB型でした。
感染予防・感染拡大防止のため、咳エチケット、外出後の手洗いなどを心がけ、症状のある方は早めに医療機関を受診しましょう。


・RSウイルス感染症
県内の定点当たり報告数は、第12週0.2人から第13週0.2人と横ばいで推移しています。
感染予防のため咳エチケット*や手洗いを励行しましょう。また、乳幼児がいるご家庭や保育園などの集団生活では、ドアノブ、手すり、おもちゃなど、手が触れる場所の消毒(アルコール消毒など)が有効です。



【咳エチケット】
咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクがない時は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。



【愛媛県感染症情報センターより参照】
(平成28年4月15日更新)