2022年01月14日
今週の注目感染症
第51週・52週、2022年1週
(2021年12月20日~2022年1月9日)
-新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ-
愛媛県では、県内全域で新型コロナウイルスの感染が拡大し、陽性者数が急増していることを受け、1 月12 日から警戒レベルを「オミクロン株感染拡大 特別警戒期間」に引き上げたところです。
県民の皆様には、①県外との不要不急の出張や往来の自粛、②混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出自粛、③ルールを守った会食など感染回避行動の徹底をお願いします。
また、人が集まる場所では定期的な換気を行いましょう。
少しでも体調不良がある場合は、あらかじめかかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら
発生動向の概況
今回の報告期間は医療機関、学校等の年末年始の休暇を含んでいます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第51 週0.9 人、第52 週0.2 人、第1 週0.5 人でした。
地域別にみると、中予保健所で急増しています。
この感染症の主な症状は発熱、全身倦怠感、咽頭痛などですが、肺炎や髄膜炎などの合併症をおこすこともあります。
例年、冬と春から初夏にかけて患者数が増加する傾向がありますので、うがいや手洗いを励行し感染予防に努めましょう。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第51 週8.1 人、第52 週6.1 人、第1 週6.9 人でした。
地域別にみると、八幡浜保健所で急増し、やや多い状況です。
冬から春にかけてウイルス性の感染性胃腸炎が増加する傾向がありますので、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用し、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)で消毒しましょう。
【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2022年1月14日更新)