2020年07月31日

今週の注目感染症 第28・29・30週 (2020年7月6日~2020年7月26日)

- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
愛媛県内において、7月30日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は89名となっています。
全国的に感染者の増加がみられますので、引き続き県民の皆様には、咳エチケットや手洗いを心がけ、『①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3 密回避!』の実践をお願いします。
なお、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある場合は「帰国者・接触者相談センター(089-909-3483)」に連絡してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。

『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら


発生動向の概況
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第28 週3.4 人、第29 週3.5 人、第30 週2.5 人でした。
感染予防のため、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。

レジオネラ症の届出が1 例ありました。
この疾患は、レジオネラ属菌に汚染された循環式浴槽水や噴水、加湿器から発生するエアロゾル(目に見えないほどの細かい水滴)、塵埃等を吸い込むことで感染し、肺炎等を引き起こすことがあります。
高齢者や免疫力が低下した人は、急激に重症化し死亡することがあるため、早期治療が重要です。
全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの初期症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
ヒトからヒトへの感染はありませんが、感染予防のため、エアロゾルの発生する高圧洗浄機、粉塵の発生する腐葉土等を取り扱う際にはマスクを着用しましょう。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2020年7月31日更新)