2021年11月12日

今週の注目感染症
第43週・44週
(2021年10月25日~2021年11月7日)

-新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ-
愛媛県において11 月12 日時点で報告された新型コロナウイルス感染者は5,408 人となりました。依然として散発的な発生が続いているため、県民の皆様には引き続き感染回避行動の徹底をお願いします。
少しでも体調不良がある場合は、あらかじめ、かかりつけ医等の身近な医療機関や「受診相談センター(089-909-3483)」に電話相談し、案内に従って受診してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。
『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら

発生動向の概況
 手足口病の定点当たり報告数は、第43 週2.6 人、第44 週2.6 人と横ばいに推移していますが、西条保健所では急増しています。
その他の地域でも、中予保健所で多発しているほか、松山市保健所でも多い状況であり、引き続き県内全域で注意が必要です。
この感染症は乳幼児を中心に流行し、患者の鼻やのどの分泌物のほか、便、水疱内容物などによって感染が広がります。
感染予防のため、液体せっけんと流水での手洗いを励行するとともに、タオルやコップの共用は避けましょう。
 日本紅斑熱の届出が2 例(松山市保健所管内在住2 例)ありました。
この疾患はマダニが媒介する感染症です。
野山や畑、草むらなどに入る場合は、肌が露出しない服装を心がけ、マダニに効果のある防虫スプレー(ディート含有)を使用するなどマダニに咬まれないよう十分注意しましょう。
咬まれてしまった場合は、引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科等)を受診し処置してもらいましょう。
早期に適切な治療を受けることが極めて重要ですので、発熱、消化器症状、発疹などの症状が出たら、速やかに医療機関を受診しましょう。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2021年11月12日更新)