2019年12月10日

今週の注目感染症 令和元年 第47・48週 (令和元年11月18日~12月1日)

発生動向の概況

・インフルエンザの定点当たり報告数は、第47 週1.1 人から第48 週2.3 人と増加しました。
地域別にみると、西条保健所、松山市保健所、八幡浜保健所、宇和島保健所で増加しました。
第48 週に迅速検査により判明したウイルスの型は、すべての症例がA 型でした。
学校等における集団発生(学級閉鎖等)の報告は、第48 週に3 施設からありました。
感染予防・感染拡大防止のため、ワクチン接種、咳エチケットや外出後の手洗いなどを心がけ、症状のある方は早めに医療機関を受診しましょう。

・感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第47 週7.4 人から第48 週7.9 人と増加しました。
地域別にみると、西条保健所でやや多い状態です。
感染予防のため、調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。

・日本紅斑熱の届出が 1 例(今治保健所管内在住)ありました。
この疾患は、マダニが媒介する感染症です。
全国では冬季にも患者の届出がありますので、野山や畑、草むらなどに入る場合は肌が露出しない服装を心がけ、防虫スプレー(ディート含有)を使用するなど、マダニに咬まれないよう注意しましょう。

・後天性免疫不全症候群の届出が3 例、梅毒の届出が6 例ありました。
これらの疾患は、性行為での感染がほとんどですので、感染予防に対する正しい知識を持ち、早期に検査を受けることが大切です。
県内各保健所では、電話相談や無料・匿名検査を実施していますので、不安のある方はぜひご利用ください。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月6日更新)