2020年10月23日

今週の注目感染症 第41・42週 (2020年10月5日~2020年10月18日)

- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ -
 愛媛県内において、10 月22 日時点で報告された新型コロナウイルスの感染者は116 人となっています。
直近一ヶ月の新規感染者は2 人にとどまっていますが、全国では継続して感染者が確認されていますので、県民の皆様には引き続きマスクの着用やこまめな換気と手洗いを心がけ、『①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3 密回避!』の実践をお願いします。
また、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状がある場合は「帰国者・接触者相談センター(089-909-3483)」に連絡してください。
詳しくは県ホームページをご確認ください。

『愛媛県ホームページ 新型コロナウイルス感染症に関する情報』
>>詳細はこちら

発生動向の概況
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は、第41 週1.1 人から第42 週0.6 人と減少しました。
この疾患は冬季にかけて増加する傾向がありますので、感染予防のため、外出後のうがい、手洗いを励行しましょう。

 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、第41 週2.5 人から第42 週3.2 人と増加しました。
調理・食事の前、トイレの後は液体せっけんと流水で十分に手を洗いましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便を処理する際は、使い捨てのガウン(エプロン)、手袋、マスクを着用しましょう。

 梅毒の届出が2 例ありました。
この疾患の原因菌は梅毒トレポネーマで、大部分は性行為により感染します。
感染予防に対する正しい知識を持つとともに、早期発見のため、不安のある方は県内各保健所で実施している電話相談や無料・匿名検査をご利用ください。
また、梅毒に感染したと分かった場合は、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)にも検査を勧め、必要に応じて一緒に治療を行うことも重要です。

【愛媛県感染症情報センターより参照】
(2020年10月23日更新)